【茶道百字事典】洞床

芳香園
茶道に関する用語の説明を百文字程度にまとめて紹介しています。
 
【洞床】ほらどこ

塗回床(*1)ともいわれる。

床の前面に袖壁を付け、落とし掛けも床柱も用いないで塗り回したもの。

床材は地板を用いて踏込床とする場合が多い。細川三斎は「洞床は利休が一畳半より仕出し候」(*2)と記しているから、利休時代までさかのぼると思われる。



*1 ぬりまわしどこ
*2『細川三斎御伝受書』



 まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日平成30年6月15日
 
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