【茶道百字事典】吸茶

芳香園
茶道に関する用語の説明を百文字程度にまとめて紹介しています。
 
【吸茶】すいちゃ

濃茶の飲み回しのこと。

古来各服点(*1)であった濃茶の飲み方を吸茶にしたのは利休だといわれる。

茶会記『松屋会記』の天正14年に初見される。

内容は「御茶極無、スイ茶ハ宇治、久政、宗立、源五殿也」というもので、この頃吸茶が考え出された。


*1 かくふくだて = いわゆる一人ずつに点てられた茶。



 まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日平成30年8月31日
 
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