【茶道百字事典】升底切

芳香園
茶道に関する用語の説明を百文字程度にまとめて紹介しています。
 
【升底切】ますぞこぎれ

古筆切。

伝藤原家隆筆。

金葉集の断簡、もとは冊子本。

料紙がほぼ方形で升の底のような形から名付けられた。

漢字の字形は整斉、仮名は線が太く、抑揚・緩急の変化に富む。

書風は家隆の熊野懐紙に似通うが、同筆とは認められない。




 まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日令和3年7月9日
 
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