【茶道百字事典】検校

芳香園
茶道に関する用語の説明を百文字程度にまとめて紹介しています。
 
【検校】けんぎょう

長次郎作赤茶碗の代表作として名高く、長次郎七種の一つに数えられていたが、現在は存滅不詳。

その銘の由来は、利休が人々が選び残した茶碗を見て、その作ぶりの良さを賞めるために、「これを取り残すとは皆々検校(*1)殿よ」と言ったという伝えによる。



*1中世・近世日本の盲官(盲人の役職)の最高位の名称。


 まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日平成28年7月22日
 
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