【日本の伝統文様】木賊に向鶴文様

 
【木賊(とくさ)に向い鶴文様 】

木賊の茎のような文様を一面にあらわし、向かい合った鶴があしらわれています。

デザイン化されたつがいの鶴が向き合うように描かれています。

昔から「鶴は千年亀は万年」と言われるように、長寿の象徴として様々な調度品や衣服などにも文様として取り入れられていました。

その美しさと瑞祥性から吉祥文様としても多く使われています。 



木賊は古くから木や竹の表面、また刃物を研ぐのにも用いられるほど、身近にあり有用なものでした。

「砥草」とも書かれ、表面がざらざらしていて、まさに天然のサンドペーパーです。 


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