【茶道百字事典】鳴金

芳香園
茶道に関する用語の説明を百文字程度にまとめて紹介しています。
 
【鳴金】なりがね

和銑(*1)製の釜は湯が沸くと釜自体で鳴くが、洋銑(*2)製の釜や湯垢が多く付着したものには鳴りがない。

それゆえ、洋銑製には、底部内側に鉄片を貼り、意図的に鳴りを出させる。

釜の乾燥後も鉄片下に湿気が残り釜の寿命を縮めることがある。


*1 わずく = 日本古来よりの踏鞴(たたら)吹きでの製法
*2 ようずく = 明治以後ヨーロッパから技術導入した製法

 まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日平成30年8月3日
 
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