【茶道百字事典】浅草紙

芳香園
茶道に関する用語の説明を百文字程度にまとめて紹介しています。
 
【浅草紙】あさくさがみ

江戸時代、浅草で漉いた塵紙のこと。

楮皮(*1)の削りかすを利用した粗末な紙であるが、都会では反古(*2)類を集めて漉き返していた。

色の黒い粗悪なものを黒保(*3)、石灰を混ぜて白くしたものを白保(*4)とよんだ。

大量の需要があり、台東・江東・文京区に製紙圏が広がっていた。


*1 ちょひ =こうぞの皮
*2 ほご = 手紙、暦、古書物などで不用になった紙
*3 くろほ
*4 しらほ


 まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日令和3年1月29日
 
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