【茶道百字事典】手塩皿

芳香園
茶道に関する用語の説明を百文字程度にまとめて紹介しています。
 
【手塩皿】てしおざら

懐石の付属用品。

小形の浅い皿。

膳部の不浄を追い払って清めるためにこの皿に塩を盛ったことの由来からの名称。

飯台のみに用いる耳土器(*1)は、「いため塩置きて(神に)献すべし」(*2)ということから同意される。

後に醤油や香の物を盛る器に転用される。



*1 みみかわらけ = 耳の形を呈した箸置
*2 『武家調味故実』

 まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日平成30年7月6日
 
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