【茶道百字事典】密陀絵

芳香園
茶道に関する用語の説明を百文字程度にまとめて紹介しています。
 
【密陀絵】みつだえ

顔料を桐油で溶き、密陀僧(*1)と呼ばれる一酸化鉛を加えた油絵具で、漆面に絵・文様を描いたもの。

正倉院御物にはこの種の遺品が多く、平安時代以後も漆芸の一部にこの技法が利用されている。

色漆絵と異なり白色の発色が冴え、色数も多い。


*1 みつだそう





【お詫びと訂正】

2017年6月30日発行分の〈瑞穂流〉の中で、『 安政2年(*1)和歌山の大火にあい、すべてを失ったといわれる。一子相伝、ほかに教授もしないので埋もれたに近い』とありましたが、現在兵庫県明石市において、野村瑞穂氏が継がれておられるとのことです。 関係者の皆様方には大変ご不快な思いをさせてしまい、申し訳ありませんでした。お詫び申し上げ、訂正をさせていただきます。。

 まぐまぐ!【ぶろぐ『茶道百字事典』】登録日令和4年1月14日
 
   『茶道百字事典』 過去の記事はこちらからどうぞ。


芳香園 公式サイト / 芳香園 楽天市場店 / 芳香園 Amazon店

 


Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA